PFAPAでみられる主な特徴
すべての症状が毎回そろうとは限りません。
- 数日続く発熱をある程度規則的に繰り返す
- 発熱時にのどが赤くなる、扁桃炎のような所見がある
- 口の中にアフタ性口内炎ができる
- 首のリンパ節が腫れる
- 発熱と発熱の間は普段どおり元気に過ごす
- 一般的なかぜとしては同じ経過を何度も繰り返す
受診前に記録していただきたいこと
発熱の周期
発熱した日、最高体温、何日続いたか、次の発熱までの間隔。
伴う症状
口内炎、のどの痛み、首の腫れ、咳・鼻水、腹痛、発疹など。
発熱の間の状態
完全に元気へ戻るか、成長や日常生活への影響がないか。
診断は経過と他の病気の除外を組み合わせます
PFAPAだけを一度で確定する検査はなく、発熱の周期、随伴症状、発熱の間の状態を確認します。発熱中は、のど・扁桃、口内炎、頸部リンパ節などを診察します。
溶連菌などの感染症、ほかの周期性発熱疾患、免疫・血液の病気などを除外するため、症状や経過に応じて検査や小児科・専門施設での評価が必要になることがあります。3日以内に37.5℃以上の発熱があった方は、当院の発熱外来の案内に従ってご受診ください。
治療と専門施設への紹介
治療は発熱の頻度、生活への影響、症状の強さ、年齢などを踏まえて検討します。発熱時の治療、発作を減らす治療、扁桃手術など複数の選択肢があり、すべての方に同じ方法を行うわけではありません。
当院では耳鼻咽喉科として、発熱時ののど・扁桃・頸部リンパ節を確認します。詳しい診断や内科的治療の調整が必要な場合は小児科・小児リウマチなどの専門施設へ、扁桃手術を検討する場合は手術対応施設またはご希望の病院へ紹介します。
受診時の注意呼吸が苦しい、反応が悪い、水分が取れず尿が少ない、けいれんがある場合は、PFAPAと思い込まず早めに救急相談・受診をしてください。
よくあるご質問
PFAPAはうつりますか?
PFAPA自体は感染症ではありません。ただし、発熱のたびに感染症ではないと自己判断することはできないため、周囲の流行や診察所見を確認します。
発熱のたびに受診が必要ですか?
診断が確定する前や、いつもと違う症状がある場合は受診をおすすめします。経過が整理されている場合も、主治医と発熱時の対応を決めておくことが大切です。
発熱の記録は役立ちますか?
はい。発熱日、持続日数、最高体温、口内炎・咽頭炎・頸部リンパ節腫脹、発熱の間の状態を記録すると、周期性の評価に役立ちます。
扁桃手術をすれば治りますか?
手術が選択肢になる場合はありますが、全員に必要とは限らず、効果や負担を含めて専門医と検討します。当院では手術を行っていないため、必要に応じて紹介します。
記事情報・参考資料
最終更新日:2026年8月11日
本ページは、以下の専門学会・医学文献の情報を参考に、一般の方向けに分かりやすく構成しています。
症状や治療の適否には個人差があります。本ページは診断の代わりになるものではありません。
気になる症状がある方はご相談ください
症状や経過を確認し、必要な検査と治療、適切な紹介先をご案内します。



