鼻前庭炎は、鼻の入口付近の皮膚に炎症や感染が起こる病気です。痛み、赤み、かさぶた、腫れを伴います。
1. 鼻前庭炎とは?
鼻前庭炎は、鼻の入口に近い皮膚の部分に炎症が起こる病気です。鼻を頻繁にかむ、鼻を触る、毛を抜く、乾燥でひび割れるなどの刺激で小さな傷ができ、そこに細菌感染が加わって起こります。
軽い炎症で済むこともありますが、腫れや痛みが強い場合は早めの治療が必要です。
2. 鼻前庭炎の症状
鼻の入口が触ると痛い、かさぶたがつく、赤く腫れるといった症状が目立ちます。
| 症状 | 特徴 |
|---|---|
| 鼻の入口の痛み | 触る、鼻をかむと痛みます。 |
| 赤み・腫れ | 感染を伴うと腫れが強くなります。 |
| かさぶた | 乾燥や分泌物で繰り返しできます。 |
| 膿・できもの | 毛穴の感染で膿を持つことがあります。 |
3. 鼻前庭炎の原因
鼻を触る癖、鼻毛を抜くこと、鼻炎で鼻をよくかむこと、マスクや乾燥による刺激、アトピーや皮膚炎などが関係します。糖尿病や免疫低下がある方では悪化しやすいことがあります。
4. 鼻前庭炎の検査
鼻の入口の皮膚や粘膜を確認し、膿や強い腫れがないかを見ます。繰り返す場合は鼻炎や皮膚炎など背景の病気も確認します。
| 検査 | 内容 |
|---|---|
| 視診・鼻内診察 | 赤み、腫れ、かさぶた、膿の有無を確認します。 |
| 細菌検査 | 治りにくい場合や膿がある場合に検討します。 |
| 背景疾患の確認 | 鼻炎、乾燥、皮膚炎などを確認します。 |
5. 鼻前庭炎の治療
鼻を触らないようにし、軟膏や内服薬で炎症と感染を抑えます。かさぶたを無理に剥がすと悪化しやすいため、保湿や鼻炎の治療も大切です。
| 治療 | 内容 |
|---|---|
| 軟膏治療 | 抗菌薬の軟膏などを使います。 |
| 内服薬 | 腫れや痛みが強い場合に抗菌薬を使います。 |
| 保湿・刺激回避 | 乾燥を防ぎ、鼻を触る癖を減らします。 |
| 鼻炎治療 | 鼻をかむ回数を減らし、再発予防につなげます。 |
6. まとめ
鼻前庭炎は鼻の入口の小さな傷から起こりやすい病気です。痛みや腫れが強い、かさぶたを繰り返す、膿が出る場合は早めにご相談ください。
当院では時間予約での待ち時間の少ない診療を行なっております。鼻水、鼻づまり、後鼻漏、においの低下、鼻出血などが続く方は、お気軽に一度ご相談ください。
受診の目安
耳鼻咽喉科への受診をご検討ください
- 鼻水・鼻づまり・後鼻漏が長引く
- 鼻血を繰り返す、においが分かりにくい
- 症状が睡眠や仕事・学業に影響している
早めの医療機関受診が必要なサイン
- 圧迫しても鼻血が止まらない、出血量が多い
- 顔や目の周囲が強く腫れ、視力低下や物が二重に見える症状がある
- 激しい頭痛、意識の変化、高熱を伴う
症状が強い場合や急速に悪化している場合は、診療時間を待たず救急医療機関への相談もご検討ください。
鼻前庭炎についてよくある質問
鼻前庭炎とはどのような病気ですか?
鼻前庭炎は、鼻の入口付近の皮膚に炎症や感染が起こる病気です。痛み、赤み、かさぶた、腫れを伴います。
鼻前庭炎では、どのような症状がみられますか?
鼻の入口が触ると痛い、かさぶたがつく、赤く腫れるといった症状が目立ちます。
鼻前庭炎の検査や治療はどのように行いますか?
鼻の入口の皮膚や粘膜を確認し、膿や強い腫れがないかを見ます。繰り返す場合は鼻炎や皮膚炎など背景の病気も確認します。 鼻を触らないようにし、軟膏や内服薬で炎症と感染を抑えます。かさぶたを無理に剥がすと悪化しやすいため、保湿や鼻炎の治療も大切です。


