マイコプラズマ肺炎は学童期に多い感染症で、発熱と長引く乾いた咳が特徴です。
マイコプラズマ肺炎とは?
マイコプラズマという細菌による呼吸器感染症です。潜伏期間が比較的長く、家族内や学校で広がることがあります。幼児よりも学童期以降に多い傾向があります。
症状
発熱、のどの痛み、頭痛、だるさに続いて、乾いた咳が長引くことが特徴です。夜間や明け方に咳が強くなることがあります。重症化すると肺炎として息苦しさが出ることもあります。
マイコプラズマ肺炎とかぜの違い
乾いた咳が長引くことが特徴ですが、症状だけで肺炎の有無は判断できません。
| 特徴 | マイコプラズマ肺炎 | 一般的なかぜ |
|---|---|---|
| 咳 | 乾いた咳が長く続きやすい | 徐々に改善することが多い |
| 発熱 | 数日続くことがある | 程度はさまざま |
| 聴診 | 所見が乏しい場合もある | 多くは軽い |
| 検査 | 状況により血液・迅速・画像 | 多くは不要 |
※典型的な傾向です。症状だけで確定せず、診察や検査を合わせて判断します。
検査
鼻やのどのぬぐい液を用いた迅速検査や、必要に応じて胸部レントゲンなどを検討します。咳の経過、聴診所見、流行状況も重要です。
治療
マイコプラズマに効果が期待できる抗菌薬を使用します。咳が長引く場合は、症状に応じて咳止めや吸入なども検討します。息苦しさ、水分摂取不良、高熱が続く場合は入院が必要になることがあります。
登校の目安
解熱し、咳が落ち着き、全身状態がよければ登校を検討します。学校や園の規定がある場合はそちらも確認してください。
長引く咳と再受診の目安
発熱が下がっても乾いた咳が数週間続くことがあります。処方された抗菌薬は指示通り内服し、咳で眠れない、息苦しい、胸が痛い、発熱が続く場合は治療効果や肺炎の程度を再評価します。
学校や家庭内で広がることがあるため、咳エチケット、手洗い、換気を行います。回復期は無理な運動を避け、食事と睡眠が戻ってから段階的に通常生活へ戻します。
マイコプラズマ肺炎のよくある質問
Q. かぜとの違いは何ですか?
A. 発熱と乾いた咳が長く続くことが手がかりですが、症状だけでの確定は困難です。聴診、検査、必要に応じて画像で判断します。
Q. 抗菌薬を飲めばすぐ咳は止まりますか?
A. 菌が減っても気道の炎症が残り、咳は徐々に改善します。悪化する場合は再診が必要です。
Q. 家族も予防的に抗菌薬を飲みますか?
A. 症状のない家族への一律の予防投与は通常行いません。症状が出た場合に受診してください。
気になる症状がある方はご相談ください
症状や経過を確認し、必要な検査と治療をご案内します。
記事情報・参考資料
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本ページは、以下の公的機関・専門学会の情報を参考に、一般の方向けに分かりやすく構成しています。
症状や治療の適否には個人差があります。本ページは診断の代わりになるものではありません。


