長引く鼻水は、鼻と耳を一緒に確認します
透明な鼻水が続く、黄色や緑色の鼻水が出る、寝ているときに口呼吸になる、痰がからんだような咳が続く場合は、症状と鼻・耳の状態を一緒に確認することが大切です。
このようなご症状がある場合はご相談ください
- 鼻水や鼻づまりが長引く
- 黄色や緑色の粘る鼻水が続く
- 痰がからんだような咳が出る
- 夜に口呼吸やいびきがある
- 耳を気にする・反応が悪い
- 同じ症状を繰り返す
- 片側だけにおいの強い鼻水が続く
長引く鼻水・鼻づまりに関連する主な原因
鼻と耳を一緒に確認する理由
鼻の奥と鼓膜の奥の中耳は、耳管という管でつながっています。お子さんは耳管がまだ未熟なため、鼻の炎症やアデノイドの影響で耳管の働きが悪くなると、急性中耳炎や滲出性中耳炎を伴うことが少なくありません。当院ではお子さんの場合、耳の痛みを訴えなくても鼓膜の状態も一緒に確認します。
当院で行う診察・処置
鼻と耳の診察
鼻水の色・粘り・量、経過、鼻づまり、咳、発熱、いびき、口呼吸を確認し、鼓膜も一緒に診察します。
鼻水の吸引
痛みを伴わない処置のため、基本的には鼻水の症状があるお子さん全例に行い、鼻水の量や性状も確認します。
鼻水の検査
経過や症状に応じて、鼻水の中の細菌やアレルギーの状態を確認する検査を行います。
鼻内視鏡検査
スプレーによる局所麻酔後に行います。お子さんには侵襲のある検査のため、アデノイド肥大や副鼻腔炎が疑われる場合、鼻出血の原因が分からない場合などに提案します。
ご家庭で気を付けること
- 鼻はすすらず、片方ずつ静かにかむ
- 鼻をかめない年齢では、説明書に沿って鼻吸引器を使用する
- 水分を取り、室内の乾燥を避ける
- 市販薬を長く続ける前に医療機関へ相談する
よくあるご質問
子どもの鼻水は何日続いたら受診した方がよいですか?
日数だけでなく、鼻水の性状、発熱、咳、睡眠や食事への影響、耳の症状を合わせて判断します。症状が改善しない、悪化する、繰り返す場合はご相談ください。
黄色い鼻水は必ず細菌感染ですか?
鼻水の色だけで原因や抗菌薬の必要性は決められません。症状の経過と鼻・耳の所見を確認して判断します。
鼻水だけでも耳鼻咽喉科を受診できますか?
鼻水や鼻づまりだけでも受診できます。小さなお子さんでは中耳炎を伴っていても耳の痛みを訴えないことがあるため、当院では鼓膜も一緒に確認します。
鼻をかめない子どもはどうしたらよいですか?
年齢に応じて鼻をかむ練習を行い、難しい場合は説明書に沿って鼻吸引器を使用する方法があります。強い吸引や口で直接吸う方法は避けてください。


