アデノイド肥大は、鼻の奥にある咽頭扁桃が大きくなり、鼻づまり、いびき、口呼吸、中耳炎などの原因になる状態です。
1. アデノイド肥大とは?
アデノイドは鼻の奥、上咽頭にあるリンパ組織です。2歳ごろから大きくなり、6歳前後をピークに少しずつ小さくなることが多い組織ですが、大きさや炎症の程度によって鼻や耳、睡眠に影響することがあります。
こどもは自分で鼻づまりを訴えにくく、口呼吸、いびき、寝相の悪さ、集中しにくさなどで気づかれることがあります。
2. アデノイド肥大の症状
鼻づまり、口呼吸、いびき、睡眠中の無呼吸、鼻声が代表的です。耳管の出口をふさぐと、滲出性中耳炎や聞こえにくさの原因にもなります。睡眠の質が落ちると日中の眠気、機嫌の悪さ、成長への影響が出ることもあります。
3. アデノイド肥大の検査
鼻の中の診察に加えて、必要に応じて細い内視鏡で鼻の奥を確認します。中耳炎の合併がないか鼓膜を確認し、聞こえにくさが疑われる場合は聴力検査やティンパノメトリーを行います。
4. アデノイド肥大の治療
鼻炎やアレルギーが関係している場合は、まず内服薬や点鼻薬で鼻の炎症を抑えます。強いいびき、睡眠時無呼吸、滲出性中耳炎を繰り返す場合、成長や生活への影響が大きい場合は、アデノイド切除術を検討し、手術可能な医療機関へ紹介します。
5. 受診の目安
口呼吸が続く、いびきが大きい、寝ている時に息が止まる、聞き返しが多い、中耳炎を繰り返す場合はご相談ください。こどもの鼻づまりは耳や睡眠にも関係するため、早めの確認が大切です。
当院では時間予約での待ち時間の少ない診療を行なっております。お子さんの耳・鼻・のどの症状、発熱、咳、鼻水、いびきなどが続く場合は、お気軽に一度ご相談ください。
受診の目安
耳鼻咽喉科への受診をご検討ください
- 発熱、鼻水、咳、耳の痛みなどが続く
- いびき、口呼吸、聞き返しが目立つ
- 食事・睡眠・登園登校に影響している
早めの医療機関受診が必要なサイン
- 呼吸が苦しそう、顔色が悪い、胸がへこむ呼吸をしている
- 水分が取れず、尿が少ない、ぐったりしている
- けいれん、意識の変化、急速な症状悪化がある
症状が強い場合や急速に悪化している場合は、診療時間を待たず救急医療機関への相談もご検討ください。
アデノイド肥大についてよくある質問
アデノイド肥大とはどのような病気ですか?
アデノイド肥大は、鼻の奥にある咽頭扁桃が大きくなり、鼻づまり、いびき、口呼吸、中耳炎などの原因になる状態です。
アデノイド肥大では、どのような症状がみられますか?
鼻づまり、口呼吸、いびき、睡眠中の無呼吸、鼻声が代表的です。耳管の出口をふさぐと、滲出性中耳炎や聞こえにくさの原因にもなります。睡眠の質が落ちると日中の眠気、機嫌の悪さ、成長への影響が出ることもあります。
アデノイド肥大の検査や治療はどのように行いますか?
鼻の中の診察に加えて、必要に応じて細い内視鏡で鼻の奥を確認します。中耳炎の合併がないか鼓膜を確認し、聞こえにくさが疑われる場合は聴力検査やティンパノメトリーを行います。 鼻炎やアレルギーが関係している場合は、まず内服薬や点鼻薬で鼻の炎症を抑えます。強いいびき、睡眠時無呼吸、滲出性中耳炎を繰り返す場合、成長や生活への影響が大きい場合は、アデノイド切除術を検討し、手術可能な医療機関へ紹介します。


