頸部リンパ節腫脹は、首のリンパ節が腫れる状態です。かぜやのどの炎症に伴う良性の腫れが多い一方、長引く場合は詳しい確認が必要です。
1. 頸部リンパ節腫脹とは?
リンパ節は、体内に入った細菌やウイルスなどに反応して免疫を働かせる組織です。首には多くのリンパ節があり、かぜ、扁桃炎、歯や口の炎症、皮膚の炎症などで腫れることがあります。
多くは感染に伴う一時的な腫れですが、腫れが長く続く、硬い、徐々に大きくなる、痛みがないなどの場合は、悪性リンパ腫やがんの転移なども含めて確認が必要です。
2. 頸部リンパ節腫脹の症状
首のしこり、押すと痛い、のどの痛み、発熱、倦怠感などを伴うことがあります。感染に伴うリンパ節は痛みがあり、やわらかく動くことが多い一方、痛みがなく硬いしこりは注意が必要です。
3. 頸部リンパ節腫脹の原因
原因として多いのは、かぜ、インフルエンザ、扁桃炎、咽頭炎、副鼻腔炎、虫歯、口内炎、皮膚感染などです。まれに、結核、ウイルス感染症、自己免疫疾患、悪性リンパ腫、頭頸部がんの転移などが関係します。
4. 頸部リンパ節腫脹の検査
診察では、しこりの場所、大きさ、硬さ、痛み、動きやすさを確認します。当院では超音波検査でリンパ節の形や内部の状態を診察室で確認できます。必要に応じて血液検査、内視鏡検査、CT検査、専門医療機関への紹介を検討します。
5. 頸部リンパ節腫脹の治療
感染が原因の場合は、原因となる鼻・のど・口腔内の炎症を治療しながら経過をみます。細菌感染が疑われる場合は抗菌薬を使用することがあります。悪性疾患が疑われる場合や原因がはっきりしない場合は、精密検査が必要です。
6. 受診の目安
首のしこりが2週間以上続く、徐々に大きくなる、硬く動きにくい、発熱や寝汗・体重減少を伴う、声がれや飲み込みにくさがある場合は早めに受診してください。
当院では時間予約での待ち時間の少ない診療を行なっております。いびき、睡眠中の無呼吸、首のしこり、発熱や感染症症状がご心配な方は、お気軽に一度ご相談ください。
受診の目安
耳鼻咽喉科への受診をご検討ください
- 首の腫れ、いびき、無呼吸、感染症症状が続く
- 症状を繰り返す、または徐々に悪化している
- 睡眠や日常生活への影響が大きい
早めの医療機関受診が必要なサイン
- 息苦しさ、飲み込みにくさ、急速に進む首の腫れがある
- 意識の変化、けいれん、強い胸痛がある
- 高熱が続き、水分が取れず、ぐったりしている
症状が強い場合や急速に悪化している場合は、診療時間を待たず救急医療機関への相談もご検討ください。
頸部リンパ節腫脹についてよくある質問
頸部リンパ節腫脹とはどのような病気ですか?
頸部リンパ節腫脹は、首のリンパ節が腫れる状態です。かぜやのどの炎症に伴う良性の腫れが多い一方、長引く場合は詳しい確認が必要です。
頸部リンパ節腫脹では、どのような症状がみられますか?
首のしこり、押すと痛い、のどの痛み、発熱、倦怠感などを伴うことがあります。感染に伴うリンパ節は痛みがあり、やわらかく動くことが多い一方、痛みがなく硬いしこりは注意が必要です。
頸部リンパ節腫脹の検査や治療はどのように行いますか?
診察では、しこりの場所、大きさ、硬さ、痛み、動きやすさを確認します。当院では超音波検査でリンパ節の形や内部の状態を診察室で確認できます。必要に応じて血液検査、内視鏡検査、CT検査、専門医療機関への紹介を検討します。 感染が原因の場合は、原因となる鼻・のど・口腔内の炎症を治療しながら経過をみます。細菌感染が疑われる場合は抗菌薬を使用することがあります。悪性疾患が疑われる場合や原因がはっきりしない場合は、精密検査が必要です。


