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Nasal Foreign Body

鼻腔異物(鼻内異物)

最終更新日:2026年8月11日医学的確認日:2026年8月11日記事執筆・医学的確認:院長 渡邉 格

鼻腔異物は、ビーズ、小さなおもちゃ、紙、食べ物などが鼻の中に入り、取れなくなった状態です。特に小さなお子さんに多く、入れたことを言えず、片側だけの臭い鼻水や鼻血で気づくことがあります。

鼻腔異物を耳鼻咽喉科で確認する診療イメージ
鼻腔異物を耳鼻咽喉科で確認する診療イメージ

このような症状がある場合はご相談ください

異物が見えなくても、片側だけに続く症状が手がかりになります。

  • 片側の鼻だけ鼻水が続く
  • 臭いの強い黄色や緑色の鼻水が出る
  • 片側の鼻血を繰り返す
  • 鼻の痛みや不快感がある
  • 子どもが鼻に小物を入れた可能性がある
  • 鼻の入り口に異物が見える

受診までに避けていただきたいこと

  • 綿棒、ピンセット、耳かきで取ろうとしない
  • 鼻を強くかませ続けない
  • 水や薬液で洗い流そうとしない
  • 異物の入っていない側まで指や器具で確認しない
  • 入れた可能性のある物と時間を受診時に伝える

受診時の注意ボタン電池、強力な磁石、鋭い物が疑われる場合は、鼻の粘膜を短時間で傷める可能性があるため、通常の予約日を待たず早めに医療機関へご相談ください。

当院で行う確認と処置

鼻鏡や細径の内視鏡で、異物の種類、大きさ、位置、周囲の腫れや出血を確認します。目視でき、安全に器具をかけられる異物は、状態に応じて当日の摘出を検討します。

異物が奥にある、出血が強い、お子さんの動きで安全な処置が難しい場合は、無理に摘出せず、対応可能な高次医療機関またはご希望の病院へ紹介します。

早めの受診をおすすめする場合

ボタン電池・磁石

粘膜障害のリスクがあり、早期の確認と摘出が必要です。

呼吸症状

咳き込み、息苦しさ、ぜーぜーがある場合は、鼻だけでなく気道異物も考えます。

強い痛み・出血

異物が鋭い、あるいは粘膜を傷つけている可能性があります。

よくあるご質問

異物が見えなくても受診した方がよいですか?

片側だけの臭い鼻水、鼻血、鼻づまりが続く場合は、異物が見えなくても耳鼻咽喉科で確認することをおすすめします。

家庭のピンセットで取れますか?

奥へ押し込んだり、鼻の粘膜を傷つけたりするため、家庭での摘出はおすすめしません。

当日に取れますか?

目視でき、安全に器具をかけられる場合は当日の摘出を検討します。位置や種類、お子さんの動きなどにより、専門施設へ紹介する場合があります。

長く入ったままだとどうなりますか?

周囲に鼻炎や感染を起こし、臭い鼻水や出血の原因になることがあります。疑いがあれば早めにご相談ください。

記事情報・参考資料

最終更新日:2026年8月11日

本ページは、以下の専門学会・医学文献の情報を参考に、一般の方向けに分かりやすく構成しています。

症状や治療の適否には個人差があります。本ページは診断の代わりになるものではありません。

気になる症状がある方はご相談ください

症状や経過を確認し、必要な検査と治療、適切な紹介先をご案内します。

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