鼻づまりは「原因」を調べて治療を選びます
鼻の粘膜の腫れ、鼻水、鼻茸、鼻中隔の形、子どものアデノイドなど、空気の通り道を狭くする原因は複数あります。市販薬で一時的に通すだけでなく、長引く理由を診察で切り分けます。
このようなご症状がある場合はご相談ください
- 夜に鼻がつまって眠れない
- 口呼吸・のどの乾燥
- 片側だけ長くつまる
- においが分かりにくい
- 粘る鼻水・後鼻漏
- 子どものいびき・鼻声
片側症状は早めに耳鼻咽喉科へ片側だけの鼻づまりが続く、繰り返す鼻血や悪臭のある鼻水を伴う場合は、早めにご相談ください。
目の症状は通常外来を待たず救急相談まぶたの急な腫れ、目の痛み、物が二重に見える、強い頭痛がある場合は当日中に救急相談してください。視力低下や意識の異常がある場合は直ちに119番へ連絡してください。
鼻づまりに関連する主な原因
アレルギー性鼻炎
くしゃみ、水のような鼻水、目のかゆみを伴い、季節性または通年性に続きます。
詳しい解説を見る急性・慢性副鼻腔炎
粘りのある鼻水、後鼻漏、顔の痛み、においの低下などを伴うことがあります。
詳しい解説を見る鼻茸・好酸球性副鼻腔炎
鼻の中のポリープが通り道をふさぎ、強い鼻づまりや嗅覚障害を起こします。
詳しい解説を見る鼻中隔弯曲症
鼻を左右に分ける壁の曲がりが強いと、片側優位の慢性的な鼻づまりにつながります。
詳しい解説を見る子どものアデノイド肥大
鼻の奥がふさがり、口呼吸、いびき、中耳炎を伴うことがあります。
詳しい解説を見る血管運動性鼻炎
温度差や刺激で鼻水・鼻づまりが起こり、アレルギー検査が陰性のことがあります。
詳しい解説を見る診察と検査の流れ
- 1
症状の整理
片側・両側、季節、鼻水、嗅覚、いびき、使用中の点鼻薬を確認します。
- 2
鼻の診察
粘膜の腫れ、鼻水、鼻茸、鼻中隔などを観察します。
- 3
必要な検査
経過が長い、症状が強い、薬で改善しない場合は、まず内視鏡で精査します。副鼻腔炎や腫瘍などを疑う場合はCTも検討します。
- 4
原因別治療
薬物治療や院内処置を行い、レーザー治療・手術が適する場合は対応施設へ紹介します。
受診までに記録すること
- 症状が強い時間帯
- 左右差と季節性
- 鼻水・嗅覚・いびき
- 使用中の市販薬・点鼻薬
点鼻薬の連用に注意
血管収縮成分を含む点鼻薬を長く使い続けると、かえって鼻づまりが悪化する薬剤性鼻炎になる場合があります。製品の用法・用量を守り、繰り返し必要になる場合はご相談ください。
当院で行う処置と医療連携
院内で行う処置
- 血管収縮剤の噴霧
- 鼻腔内にたまった鼻汁などの吸引
- ネブライザー吸入
症状と診察所見に応じて実施します。
対応施設へ紹介する治療
- 鼻のレーザー治療
- 鼻中隔・下鼻甲介などの手術
- 副鼻腔炎・鼻茸などの手術
当院では鼻のレーザー治療や手術は行っていません。適応がある場合は、対応可能な医療機関へご紹介します。
お子さまも年齢制限なくご相談いただけます。
よくあるご質問
鼻づまりがどのくらい続いたら受診すべきですか?
期間だけで一律には決まりません。睡眠や日中生活に影響する、繰り返す、においが分かりにくい、膿のような鼻水や顔の痛みを伴う場合は耳鼻咽喉科へご相談ください。
片側だけの鼻づまりも鼻炎ですか?
鼻中隔弯曲、鼻茸、異物、腫瘍など、片側に偏る原因もあります。片側だけの症状が続く、鼻血や悪臭のある鼻水を伴う場合は早めに耳鼻咽喉科へご相談ください。まぶたの急な腫れ、目の痛み、物が二重に見える、強い頭痛は通常外来を待たず当日中に救急相談し、視力低下や意識の異常がある場合は119番へ連絡してください。
市販の血管収縮点鼻薬を毎日使ってもよいですか?
血管収縮成分を含む点鼻薬を長く使い続けると、かえって鼻づまりが悪化する薬剤性鼻炎になる場合があります。製品の用法・用量を守り、繰り返し必要になる場合は原因を診察で確認してください。
子どもの口呼吸も耳鼻咽喉科で相談できますか?
はい。特に年齢制限はありません。鼻炎、副鼻腔炎、アデノイド肥大などを確認します。いびき、睡眠中の無呼吸、聞き返し、日中の眠気や集中しにくさもあわせてお伝えください。
鼻づまりではどのような検査を行いますか?
経過が長い方、症状が強い方、薬を使用しても改善しない方は、まず内視鏡で詳しく確認します。副鼻腔炎や腫瘍などが疑われる場合はCT検査も検討します。
院内ではどのような処置を行いますか?
症状と診察所見に応じて、血管収縮剤の噴霧、鼻腔内にたまった鼻汁などの吸引、ネブライザー吸入を行います。
レーザー治療や手術を院内で受けられますか?
当院では鼻のレーザー治療や手術は行っていません。診察の結果、レーザー治療や手術が適すると判断した場合は、対応可能な医療機関へご紹介します。


