突然、顔半分が動きにくい場合は早めに医療機関へ
サイトを読み続けず、まず医療機関へご相談ください顔の動かしにくさに加えて、手足の痺れや動かしにくさ、皮膚の感覚の異常、意識が朦朧とするなどの全身の症状を伴う場合には、脳卒中などの緊急性がある病気の可能性があります。早めに救急外来など医療機関へ相談・受診してください。
顔の動かしにくさのみの場合、脳卒中が否定された後は、通常の診療枠で耳鼻咽喉科へ
顔の動かしにくさ以外の症状がない場合や脳卒中などの中枢性の病気が否定され末梢性顔面神経麻痺が疑われた場合は、通常の診療枠で耳鼻咽喉科へご相談ください。
発症時期、顔の動き、耳の痛みや水疱、難聴・めまいなどを確認して原因と治療方針を判断します。
顔面神経麻痺でみられる主な症状
- 片側の額にしわを寄せにくい
- 目を閉じにくい
- 口角が下がる
- 水や食べ物が口からこぼれる
- 味が分かりにくい
- 耳痛・水疱・難聴・めまい
目が閉じにくい場合は角膜を傷つけるおそれがあります。目をこすらず、コンタクトレンズを外し、早めに医療機関へご相談ください。
顔の動かしにくさに関連する主な原因
ベル麻痺
明らかな原因を特定できない末梢性顔面神経麻痺で、顔の片側が急に動かしにくくなります。
ハント症候群
帯状疱疹ウイルスが関係し、耳の強い痛みや水疱、難聴、めまいを伴うことがあります。
中耳・外傷など
中耳の炎症、真珠腫、けが、手術など、顔面神経の通り道に関係する原因があります。
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手足のしびれ・麻痺、ろれつ障害、強い頭痛などを伴う場合は、中枢性の病気を否定できないため緊急評価が必要です。
診察と連携の流れ
- 1
早期評価
突然の片側顔面麻痺は早めに医療機関へ相談し、中枢性の病気が疑われる症状がないか確認します。
- 2
顔と耳の診察
顔面運動、耳の水疱や炎症、聞こえ・めまいなどを確認します。
- 3
必要な検査
聴力検査、耳小骨筋反射検査などを症状と所見に応じて行います。
- 4
治療・紹介
薬物治療を行い、必要に応じて自宅リハビリの指導や専門医療機関への紹介を行います。
院内で行う治療・指導
- ステロイド
- 抗ウイルス薬
- 循環改善薬など
- 経過に応じた自宅リハビリの指導
症状、原因、重症度に応じて組み合わせます。
医療機関へ紹介する場合
- 手足のしびれや頭痛など中枢性を否定できない
- 重症で入院による点滴治療を希望する
- 手術も検討したい
- 専門的な検査・治療が必要
診断前に顔を強く動かす訓練や自己流のマッサージを行わず、医師の指示に従ってください。
よくあるご質問
顔面神経麻痺ではどのような症状が出ますか?
片側の額にしわを寄せにくい、目を閉じにくい、口角が下がる、水が口からこぼれるなどが代表的です。耳の痛み、水疱、難聴、めまいを伴うこともあります。
脳卒中を疑う症状は何ですか?
顔の動かしにくさに加えて、手足の痺れや動かしにくさ、皮膚の感覚の異常、意識が朦朧とするなどの全身の症状を伴う場合には、脳卒中などの緊急性がある病気の可能性があります。早めに救急外来など医療機関へ相談・受診してください。
顔だけの症状なら様子を見てもよいですか?
顔の動かしにくさ以外の症状がない場合や、脳卒中などの中枢性の病気が否定され末梢性顔面神経麻痺が疑われた場合は、通常の診療枠で耳鼻咽喉科へご相談ください。発症時期、顔の動き、耳の痛みや水疱、難聴・めまいなどを確認して原因と治療方針を判断します。
院内ではどのような検査を行いますか?
顔面運動の評価、聴力検査、耳小骨筋反射検査などを、症状と診察所見に応じて行います。
どのような薬で治療しますか?
症状、原因、重症度に応じて、ステロイド、抗ウイルス薬、循環改善薬などを組み合わせて治療します。
目が閉じにくいときはどうすればよいですか?
角膜が乾燥して傷つくおそれがあるため、目をこすらず、コンタクトレンズの使用を避け、早めに医療機関へご相談ください。必要に応じて眼科と連携します。
リハビリはどのように行いますか?
治療経過や改善の程度を確認し、必要に応じてご自宅で行えるリハビリ方法をご案内します。自己流で強い運動やマッサージを行わず、医師の指示に従ってください。
どのような場合に病院へ紹介されますか?
手足のしびれや頭痛などがあり中枢性の病気を否定できない場合、重症で入院による点滴治療を希望する場合、手術も検討したい場合などは、対応可能な医療機関へご紹介します。


