当院のCT装置
当院では、RAY JAPANのコーンビームCT「RAYPreMiere(レイプレミア)」を導入しています。耳・鼻・副鼻腔周辺の骨構造などを立体的に確認できる装置です。
CT検査で診察だけでは見えにくい部分を確認します
鼻の奥にある副鼻腔や、中耳周辺の細かな骨構造は、通常の診察だけでは十分に評価できないことがあります。当院では必要に応じて院内のコーンビームCTを使用します。
主に評価する症状・病気
鼻・副鼻腔
- 鼻づまり、黄色い鼻水、後鼻漏が長引く
- 頬・額の痛み、頭重感、嗅覚低下
- 急性・慢性副鼻腔炎
- 鼻茸、好酸球性副鼻腔炎の評価
耳・中耳
- 中耳炎が長引く・繰り返す
- 耳だれ、聞こえにくさ
- 真珠腫性中耳炎の広がり
- 中耳・側頭骨周辺の骨構造
CTで分かること
炎症の範囲
副鼻腔のどの部分に炎症があるか、空気の通り道がふさがっていないかを確認します。
骨の構造
副鼻腔や中耳周辺の複雑な骨構造を、複数方向の画像で確認します。
治療方針
薬物治療を続けるか、専門施設での手術相談が必要かを判断する材料にします。
検査の流れ
- 1
診察
症状、鼻・耳の所見、これまでの治療経過を確認します。
- 2
検査説明・準備
撮影の必要性と部位をご説明します。顔や胸周りのアクセサリー、眼鏡など、画像に影響する可能性がある金属類は外していただきます。
- 3
立位で約20秒撮影
立った状態で約20秒間、動かずに姿勢を保って撮影します。位置合わせや準備、画像処理の時間は別に必要です。
- 4
結果説明
原則として診察時に画像をお見せし、治療方針をご説明します。
小さなお子様の撮影
立った状態で約20秒間じっと姿勢を保つことができれば撮影可能です。実施できるかは診察時に確認します。
当日撮影
医師が診断や治療のために必要と判断した場合は、原則として当日に院内で撮影できます。
被ばくへの配慮
当院では診断に必要な範囲に撮影領域を限定し、医師が診断・治療上必要と判断した場合に検査をご提案します。
被ばく量は撮影範囲や撮影条件によって異なりますが、当院で採用しているコーンビームCTは通常のヘリカルCTに比べて被曝量を大幅に減らすことが可能です。
検査前に必ず医師・スタッフへお申し出ください。検査の必要性と撮影範囲を確認して判断します。
保険点数・自己負担額の目安
副鼻腔のコーンビームCTについて、撮影・画像診断等を合わせた一般的な算定例は約1,130点です。
| 負担割合 | CT検査部分の自己負担額 |
|---|---|
| 1割負担 | 約1,130円 |
| 2割負担 | 約2,260円 |
| 3割負担 | 約3,390円 |
検査部分の一般的な目安です。実際の窓口負担には初診料・再診料、内視鏡などほかの検査・処置・薬剤・各種加算が加わる場合があります。保険の負担割合、公費医療制度、撮影・算定条件によって金額は異なります。
よくあるご質問
耳鼻咽喉科のCTでは何が分かりますか?
副鼻腔の炎症の範囲、鼻茸や骨の構造、中耳や側頭骨周辺の状態などを詳しく確認できます。
副鼻腔炎では必ずCTを撮りますか?
必ず行うものではありません。症状、鼻内所見、治療経過などを確認し、詳しい評価が必要な場合に提案します。
どのようなCTを使用していますか?
RAY JAPANのコーンビームCT「RAYPreMiere(レイプレミア)」を使用しています。耳・鼻・副鼻腔周辺の骨構造などを立体的に確認できます。
撮影にはどのくらい時間がかかりますか?
立った状態で約20秒間、動かずに姿勢を保って撮影します。位置合わせや準備、画像処理、結果説明の時間は別に必要です。
子どももCTを撮影できますか?
小さなお子様でも、立った状態で約20秒間じっと姿勢を保つことができれば撮影可能です。実施できるかは診察時に確認します。
撮影前に外すものはありますか?
顔や胸周りのアクセサリー、眼鏡などの金属類は画像に影響する可能性があるため、撮影前に外していただきます。スタッフの案内に従ってください。
CTは当日に撮影できますか?
医師が診断や治療のために必要と判断した場合は、原則として当日に院内で撮影できます。混雑状況や患者様の状態によってはご案内が異なる場合があります。
検査結果はいつ説明されますか?
当院では院内で撮影し、原則として診察時に画像を確認しながら結果をご説明します。混雑や病状によってご案内が異なる場合があります。
妊娠中でもCTを受けられますか?
妊娠中または妊娠の可能性がある方は、検査前に必ず医師・スタッフへお申し出ください。必要性と撮影範囲を確認して判断します。
CTの費用はいくらですか?
副鼻腔のコーンビームCTでは、撮影・診断等を合わせた一般的な算定例が約1,130点です。検査部分の自己負担は1割で約1,130円、2割で約2,260円、3割で約3,390円が目安です。初診料・再診料やほかの検査・処置等は別にかかります。


