このようなご症状がある場合はご相談ください
- 鼻水がのどに流れる感じがある
- 横になると咳や痰が増える
- 鼻づまり、黄色い鼻水、顔の重さがある
- 何度ものど払いをしてしまう
- かぜの後から咳だけが長引いている
- 声がかすれる、のどに違和感がある
- ゼーゼー・ヒューヒュー、息苦しさがある
- 胸やけや酸っぱいものが上がる感じがある
症状から考える受診先の目安
当てはまる項目だけで病気を断定することはできません。最も強い症状と、診察・検査が必要な部位から受診先を選ぶ目安です。
| 症状の特徴 | 考えられる主な領域 | 受診先の目安 |
|---|---|---|
| 鼻水、鼻づまり、後鼻漏、においの低下を伴う | アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、上咽頭の炎症など | 耳鼻咽喉科 |
| のどの違和感、声がれ、のど払いを伴う | 咽頭・喉頭の炎症、声帯の病気など | 耳鼻咽喉科 |
| ゼーゼーする、息苦しい、胸痛、運動時の息切れを伴う | 喘息、気管支炎、肺炎など胸部の病気 | 呼吸器内科・内科 |
| 胸やけ、酸っぱいものが上がる、食後や横になると悪化 | 胃食道逆流など | 内科・消化器内科 |
耳鼻咽喉科領域で考える主な原因
後鼻漏
鼻水がのどへ流れ、のどや気管を刺激して咳や痰、のど払いの原因になることがあります。
副鼻腔炎
粘りのある鼻水、鼻づまり、頬や額の重さ、嗅覚低下とともに、後鼻漏による咳が続く場合があります。
アレルギー性鼻炎
透明な鼻水、くしゃみ、鼻づまりがあり、鼻水がのどへ流れて咳につながる場合があります。
上咽頭・咽頭・喉頭の炎症
鼻の奥やのどの炎症により、違和感、のど払い、声がれ、咳が続くことがあります。
早めに医療機関へ相談したい症状
呼吸器内科・内科へ
息苦しさ、ゼーゼー・ヒューヒュー、胸の痛み、運動時の息切れ、血痰を伴う場合。
早めに医療機関へ
高熱や強いだるさを伴う、症状が長引いて悪化している、水分や食事が取りにくい場合。
発熱外来を事前予約
当院では3日以内に37.5℃以上の発熱があった方は発熱外来でご案内します。事前に発熱外来の予約をお取りいただくか、お電話でご連絡ください。
耳鼻咽喉科で確認できること
症状と経過
咳が続く期間、痰の有無、鼻・のどの症状、発熱、息苦しさ、胸やけ、服薬歴などを確認します。
鼻からのどの診察
鼻水の量と性状、鼻粘膜、副鼻腔炎を疑う所見、のど・喉頭の炎症などを確認します。
必要に応じた検査
症状が2週間以上続く場合などは、まず内視鏡検査で症状のある場所を直接確認します。所見に応じてCT検査も当日に行うことが可能です。
他科との役割分担
耳鼻咽喉科的な原因を認めない場合や胸部・消化管の評価が必要な場合は、呼吸器内科や消化器内科などをご案内します。
よくあるご質問
咳だけでも耳鼻咽喉科を受診できますか?
鼻水がのどへ流れる、鼻づまり、のどの違和感、声がれなどを伴う場合は耳鼻咽喉科でご相談いただけます。息苦しさ、胸痛、ゼーゼーする症状が中心の場合は呼吸器内科・内科をご検討ください。
後鼻漏による咳にはどのような特徴がありますか?
鼻水がのどへ流れる感じ、のど払い、鼻づまりなどを伴い、横になったときに咳や痰が増えることがあります。ただし症状だけで原因を断定できないため、鼻の奥とのどを確認します。
痰が黄色や緑色なら抗菌薬が必要ですか?
痰の色だけで細菌感染や抗菌薬の必要性は決まりません。発熱、息苦しさ、胸痛、症状の期間、診察所見などを合わせて判断する必要があります。
長引く咳は何週間から受診した方がよいですか?
期間だけでなく、悪化しているか、睡眠や日常生活への影響、息苦しさや胸痛などの有無で判断します。咳や痰が3週間以上続く場合は、原因を確認するため医療機関へご相談ください。
関連する症状・病気・検査
記事情報・参考資料
本ページは、以下の公的機関・専門学会の情報を参考に、一般の方向けに分かりやすく構成しています。
症状や治療の適否には個人差があります。本ページは診断の代わりになるものではありません。


