このようなご症状がある場合はご相談ください
- 透明な鼻水が何日も続いている
- 黄色や緑色の粘る鼻水が続く
- 片側だけ鼻水や悪臭がある
- 鼻水と一緒に鼻づまりや後鼻漏がある
- 頬・目の周囲・額が痛い、重い
- 鼻水に血が混じることを繰り返す
- においが分かりにくくなった
- よくなりかけた後に再び悪化した
鼻水の色から考えられること
色は目安の一つです。同じ色でも原因が異なるため、ほかの症状と経過を一緒に確認します。
| 鼻水の色・性状 | よくみられる状況 | 一緒に確認したい症状 |
|---|---|---|
| 透明・さらさら | アレルギー性鼻炎、かぜの初期、血管運動性鼻炎など | くしゃみ、目や鼻のかゆみ、発熱、季節性、温度差との関係 |
| 白っぽい・濁っている | 鼻水の水分が減ったときや、鼻粘膜の炎症が続くとき | 鼻づまり、のどへ流れる感じ、症状が続く期間 |
| 黄色・緑色で粘る | かぜの経過中、急性・慢性副鼻腔炎など | 10日以上改善しない、いったん改善後に悪化、顔の痛み、発熱、嗅覚低下 |
| 赤・茶色が混じる | 鼻粘膜の乾燥や傷、鼻出血後の血液が混じる場合など | 出血を繰り返す、片側だけ続く、鼻づまりや痛みを伴う |
色以外に確認する4つのポイント
続いている期間
数日で軽くなるのか、10日以上改善しないのか、長期間繰り返しているのかを確認します。
左右差
片側だけの鼻水、悪臭、出血、鼻づまりが続く場合は、異物や鼻腔内の病変を含めて確認が必要です。
伴う症状
くしゃみ・目のかゆみ、顔の痛み、発熱、後鼻漏、咳、においの低下などが原因を考える手がかりになります。
変化のしかた
少しずつ改善しているか、いったん軽くなった後に再び悪化したかも重要です。
耳鼻咽喉科へ相談する目安
通常の診療枠で相談
鼻水や鼻づまりが長引く、繰り返す、においが分かりにくい、後鼻漏や咳を伴う場合。
早めに相談
片側だけ悪臭のある鼻水が続く、鼻血を繰り返す、強い顔面痛や目の周囲の腫れがある場合。
発熱外来を事前予約
当院では3日以内に37.5℃以上の発熱があった方は発熱外来でご案内します。事前に発熱外来の予約をお取りいただくか、お電話でご連絡ください。
当院で確認すること
症状と経過
鼻水の色・粘り、発症時期、左右差、発熱、痛み、アレルギー症状、においの変化などを確認します。
鼻の中の診察
鼻粘膜の腫れ、鼻水の量と流れてくる場所、鼻茸、出血部位などを確認します。
必要に応じた検査
経過や所見に応じて、鼻・のどの内視鏡検査、アレルギー検査、CT検査などを検討します。
原因に応じた治療
色だけで薬を決めず、アレルギー、感染、鼻副鼻腔の炎症など、考えられる原因に合わせて治療をご提案します。
よくあるご質問
黄色や緑色の鼻水は細菌感染ですか?
黄色や緑色でも、かぜの経過中など細菌感染以外でみられることがあります。色だけでは判断せず、症状の期間、悪化のしかた、発熱、痛み、鼻の所見などを合わせて確認します。
黄色い鼻水なら抗菌薬を飲んだ方がよいですか?
鼻水の色だけで抗菌薬の必要性は決まりません。副鼻腔炎でも抗菌薬を使わずに改善する場合があるため、診察所見や症状の強さ、経過から判断します。
透明な鼻水は花粉症ですか?
アレルギー性鼻炎でよくみられますが、かぜの初期や温度差などによる血管運動性鼻炎でも起こります。くしゃみ、目のかゆみ、発熱、季節性などを確認します。
片側だけ色のついた鼻水が出ます。受診した方がよいですか?
片側だけの鼻水、悪臭、出血、鼻づまりが続く場合は、鼻の異物や鼻腔内の病変なども含めて確認します。耳鼻咽喉科へご相談ください。
関連する症状・病気・検査
記事情報・参考資料
本ページは、以下の公的機関・専門学会の情報を参考に、一般の方向けに分かりやすく構成しています。
症状や治療の適否には個人差があります。本ページは診断の代わりになるものではありません。


