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Postnasal Drip

後鼻漏|鼻水がのどに流れる・痰がからむ

最終更新日:2026年7月21日医学的確認日:2026年7月21日記事執筆・医学的確認:院長 渡邉 格

鼻水がのどへ流れる症状を後鼻漏と呼びます。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などで量や粘りが増えると、のどの違和感、痰、咳につながることがあります。

鼻とのどを観察する経鼻電子内視鏡
2週間以上続く症状では鼻とのどを直接観察します。

後鼻漏は「症状名」です。鼻の奥を確認して原因を探します

鼻水がのどへ流れること自体は生理的にも起こりますが、量が増える、粘りが強くなる、のどに付着すると、不快感、痰、咳、口臭などにつながります。鼻炎、副鼻腔炎、上咽頭の炎症などを診察で確認します。

このような症状は後鼻漏かもしれません

  • 鼻水がのどへ流れる
  • のどに粘液が貼り付く
  • 痰を出したくなる
  • 横になると咳が出る
  • 鼻づまり・においの低下
  • のどの違和感・口臭

後鼻漏に関連する主な原因

アレルギー性鼻炎

水のような鼻水、くしゃみ、鼻づまりを伴うことがあります。

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急性・慢性副鼻腔炎

粘りのある鼻水、鼻づまり、顔の痛み、においの低下などを伴うことがあります。

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上咽頭の炎症

鼻とのどの境目の炎症が、付着感や違和感に関係する場合があります。Bスポット療法の適応は診察で判断します。

慢性上咽頭炎・Bスポット療法

鼻以外の原因

咳や痰には喘息、気管支炎、逆流などが関係することもあり、他科評価を検討します。

診察と検査の流れ

  1. 1

    症状の確認

    期間、鼻水の性状、季節性、咳、におい、これまでの治療を確認します。

  2. 2

    鼻・のどの診察

    鼻水、粘膜の腫れ、鼻茸、のどへの流れを観察します。

  3. 3

    必要な検査

    2週間以上続く場合は、まず内視鏡で症状のある場所を直接観察します。必要な内視鏡・CT検査は当日実施できます。

  4. 4

    原因別治療

    所見に応じて治療を提案し、耳鼻咽喉科的な原因がない場合は呼吸器内科・消化器内科などへつなぎます。

治療は後鼻漏の原因に合わせます

耳鼻咽喉科で検討すること

  • 鼻炎・副鼻腔炎への薬物治療
  • 鼻処置・ネブライザー
  • 必要な方への鼻洗浄器サンプルのお渡し
  • 上咽頭炎の所見がある場合のBスポット療法

鼻洗浄が苦手でなければ、原因に対する主な治療と並行して行います。

別の評価が必要な場合

  • 内視鏡検査などで耳鼻咽喉科的な原因がない
  • 喘息・気管支炎などが疑われる
  • 胃食道逆流などが疑われる
  • 専門的な検査・治療が必要

症状に応じて呼吸器内科や消化器内科などをご紹介します。

よくあるご質問

後鼻漏とは何ですか?

鼻水が鼻の奥からのどへ流れる症状です。誰にでも起こる生理的な流れですが、量が増える、粘りが強い、のどへ付着する場合に不快感、痰、咳として自覚されます。

後鼻漏の主な原因は何ですか?

アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻や上咽頭の炎症などが代表的です。のどの違和感や咳には鼻以外の原因もあるため、診察で切り分けます。

内視鏡やCTは当日に受けられますか?

はい、診察の結果、必要と判断した内視鏡検査やCT検査は当日に行うことができます。症状が2週間以上続く場合は、まず内視鏡で症状のある場所を直接観察し、所見に応じて治療をご提案します。

後鼻漏で咳が出ることはありますか?

鼻水がのどや気道を刺激して咳につながることがあります。内視鏡検査などの診察で耳鼻咽喉科的な原因を認めない場合は、呼吸器内科や消化器内科などをご紹介します。

鼻うがいをしてもよいですか?

必要な方には鼻洗浄器のサンプルをお渡ししています。鼻洗浄が苦手でなければ、原因に対する主な治療と並行して行います。使用方法は診察時にご確認ください。

Bスポット療法は受けられますか?

上咽頭炎に関連する症状があり、内視鏡検査で上咽頭に炎症所見を認めた方にご案内しています。すべての後鼻漏に一律に行う治療ではありません。

参考情報

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