痛くないインフルエンザ検査「nodoca」
インフルエンザ検査の、鼻の奥に綿棒を入れる痛みが苦手な方へ。
当院では、ノドの写真を撮影するだけでAIが判定する、痛くないインフルエンザ検査「nodoca(ノドカ)」による検査を行なっております。
鼻からのインフルエンザ検査は大人でも抵抗がある方も多いと思いますが、特にまだ幼いお子さんでは鼻からの検査に対して抵抗が強く、検査をした次に来られた際は、また鼻からの検査をされるのかと怯えてしまうお子さんも少なくありません。
検査の適応年齢(6歳以上)や時期(発症48時間以内)の問題はありますが、少しでもお子さんにやさしく、検査自体がハードルとならないようこの検査を導入いたしました。
痛くないインフルエンザ検査「nodoca」の特徴
1. のどの写真と問診内容からAIが判断nodocaの最大の特徴は、鼻の奥に綿棒を入れることなく、のどの写真を撮影するだけで検査が完了する点です。具体的には、専用のカメラを使って咽頭(のど)の奥を撮影し、その画像をAIが解析してインフルエンザに特徴的な所見があるかどうかを判定します。 インフルエンザに感染すると、のどの奥に「インフルエンザ濾胞(ろほう)」と呼ばれる特有のぶつぶつが現れることがあります。nodocaのAIは、膨大な数の咽頭画像を学習しており、この濾胞をはじめとするインフルエンザ特有の所見を高い精度で見つけ出すことができます。医師はAIの解析結果を参考に、問診内容などと合わせて総合的に診断を下します。患者さんにとっては、口を「あーん」と開けるだけで済むため、痛みや不快感を伴いません。
2. 小さな子供でも安心して受けられる(適応は6歳以上)
鼻に綿棒を入れられる検査は、大人でも苦手な方が多いですが、小さなお子さんにとっては恐怖でしかありません。検査を嫌がって泣き叫んだり、暴れてしまったりすることで、正確な検体採取が難しくなるケースも少なくありませんでした。 その点、nodocaは口を開けて写真を撮るだけなので、お子さんの身体的・精神的な負担を劇的に減らすことができます。ただし、nodocaの保険適応は現在6歳以上とされていますので、受診前に年齢を確認することが重要です。また舌を押さえて撮影をしている数秒間じっとしている必要があり、嘔吐反射が強い方や口を開けておくことができないお子さんなどでは検査が難しい場合もありますのでご留意ください。
3. 発症24時間以内の精度が高い(適応は発症48時間以内)
従来の迅速抗原検査(イムノクロマト法)は、体内のウイルス量が十分に増えないと陽性反応が出にくいため、発熱してから12時間〜24時間程度経過しないと正確な結果が得られない、という課題がありました。「熱が出たばかりで検査をしても、陰性と出てしまうかもしれない」と言われた経験がある方も多いでしょう。 一方、nodocaはウイルスの量に依存するのではなく、感染によって引き起こされる咽頭の見た目の変化をAIが捉える仕組みです。そのため、発症後まもないウイルス量が少ない時期でも、精度の高い判定が期待できます。実際に、発症12時間以内の患者さんにおいては、従来の迅速抗原検査よりも高い確率で陽性者を検出できたという臨床試験のデータもあります。早期発見・早期治療につながる、非常に大きなアドバンテージと言えます。

まとめ
当院の発熱外来は個室の隔離室を複数完備しており、「nodoca」以外にも各種抗原検査、PCR検査に対応しております。
お子さんも安心して受診いただけるよう配慮した環境を整えておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
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記事執筆者Writer
仲宿つくも耳鼻咽喉科・矯正歯科
院長 渡邉 格
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医
日本気管食道科学会 専門医
日本めまい平衡医学会 めまい相談医
日本音声言語医学会 音声言語認定医
日本嚥下医学会 嚥下相談医
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 補聴器相談医
仲宿つくも耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科 / 小児耳鼻咽喉科 / アレルギー科
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