院長の詳しいご紹介
生い立ち、なぜ医師になったのか?



私は幼少期、山梨県の山と川に囲まれた自然豊かな田舎町で過ごしました。祖父母とも一緒に暮らし、とてもかわいがってもらったのを覚えています。
祖母は私が小学生の時にガンを患ってしまい、時々病院にもお見舞いに行っていました。祖母はとても精神力が強い人で「ガンなんかには絶対負けない」と必死に闘病していましたが、残念ながら力及ばす亡くなってしまいました。
中学、高校の時には祖父が肺炎になり入退院を繰り返し、痰を吸引するための気管切開の管理など、母が献身的に介護をしていたのを覚えています。
小中高と大好きな祖父母の闘病の姿を間近で見ていたこともあり、高校卒業後の進路を考えた時に病気の人の力になれる医師になりたいと思うようになりました。
耳鼻咽喉科に進んだ理由
大学での講義や研修医として臨床の現場で学ばせていただく中で、人が豊かに生きる上でとても大切な感覚(聞く、話す、食べる、味わう、匂う)に深く関わる耳鼻咽喉科に興味を持ちました。また耳鼻咽喉科は患部を直接見て処置できる病気が多く、ただ薬を処方するだけではなく実際に自分の手を動かして患者さんを治すことができるということも自分の性に合っていると感じ魅力でした。私は子供も大好きなので最後まで小児科と耳鼻咽喉科で進路を迷いましたが、祖父母のこともありご年配の方も好きですのでお子さんからご年配の方まで幅広い世代の方に接することができる耳鼻咽喉科を最終的に選択しました。
なぜ開業するのか?どんな診療を行うのか?
大学病院を中心に勤務した13年間では、日常的によく遭遇する風邪や中耳炎から命に関わる喉頭癌や咽頭癌まで、幅広い病気の診断や治療に携わり研鑽を積んでまいりました。特に発声や飲みこみなどの「のど」の分野については音声言語認定医や嚥下認定医、気管食道科専門医を取得し、国内外の学会に参加するなど専門性を高めました。そんな日々診療をしている中で大きく3つ感じていたことがあります。
一つ目は、大学病院は待ち時間が長いことで有名ですが、クリニックにおいてももっと効率的に患者さんをお待たせしないで、かつ患者さんの理解度や満足度を落とさないような診療が出来ないだろうか?ということでした。特に耳鼻科は患者数が多いこともあり、予約システムを導入しているクリニックでも順番予約のクリニックがほとんどです。順番予約はクリニック側にとっては順番に患者さんを診ていくだけで診察開始の時間はお約束しないため楽ですが、患者さん側からするといつ呼ばれるのかわからず、結局は時間をあまり有効活用できないというデメリットがあります。当院ではDXを積極的に導入した時間予約にすることで、予約から会計までスムーズな受診体験を提供出来るよう体制を整えていきます。
ニつ目に、患者さんがまず最初に受診するクリニックの時点でなるべく完結でき、より早く安心して頂けるような診療がもっと出来るのではないか?ということです。大学病院勤務時代は近隣のクリニックから紹介いただいた患者さんを多く診ておりましたが、検査機器があればわざわざ大学病院まで来て長時間待つ必要はなかったのではないかということや、クリニックでの説明が不足していたために、患者さんが必要以上に不安に思われて受診されるということが少なくありませんでした。当院では患者さんの貴重な時間をなるべく無駄にせず、少しでも早く不安や心配から解放されて欲しいという思いから、電子内視鏡やCT検査、頸部超音波検査、補聴器適合検査など中規模病院並みの機器を揃えました。また、なるべくお待たせしない効率的な診療を目指す一方で、ご自身の病状についてご理解いただき、満足していただけるよう、画像や説明ツールを積極的に使用した診療を行います。
三つ目に、もっとスタッフの力をかりてチームで患者さんに寄り添った医療が行えないかということです。私の好きな言葉に「時に治し、しばし和らげ、常に癒す」というフランス人医師のパレの言葉があります。医学の限界で時々しか治すことはできなくても、しばしば和らげ、常に癒すことはできるという意味です。医学は日々進歩していますが、耳鼻咽喉科の分野でもまだまだ原因がわからなかったり、治療法がない病気はたくさんあり、医師としての無力さを感じる場面も少なくありません。その一方で、不安や心配で病院を受診される方も多く、そういった方の不安を解消し喜んでいただけた時に私自身とてもやりがいを感じていました。医学の限界で時に治すことしかできなくても、身体だけでなく心を和らげ、癒すことは私たちの心持ち、対応次第で行うことは可能だと思いますし、特に私たちのような小さなクリニックではそれが本質的な役割ではないかと考えています。私だけでなくスタッフ一同、チーム一丸となって患者さんに寄り添い、常に癒すことが出来るような診療体制をつくっていきたいと思っています。
なぜこの場所なのか?
私は医師になった時から、将来は患者さんに1番近い場所で地域に貢献したいという夢がありました。私自身は山梨の田舎の出身で、地元の商店街は過疎化が進みシャッター街になってしまったのですが、仲宿商店街を訪れた際に、お子さんからお年寄りまで多くの人で溢れ、活気がありながらもどこか懐かしい雰囲気を感じ、小学生の頃に見ていた商店街ってこういった風景だったなと、とても懐かしさを感じました。クリニックの開業を志してから様々な場所を訪れましたが、この場所でなら私がやりたい医療で、多くの方に貢献できると思ったことが大きな理由です。
クリニック名にはこの場所に密着した医療を提供したいといった思いを込めて「仲宿」を入れました。この素晴らしい町の皆様の健康をお守りできるよう、スタッフ一同日々邁進して行きたいと思っております。
略歴・資格Doctor’s Biography
- 2010年
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川崎医科大学医学部卒
杏林大学医学部付属病院 初期臨床研修医 - 2012年
- 杏林大学医学部 耳鼻咽喉科 入局
- 2021年
-
せんかわ耳鼻咽喉科 院長
杏林大学医学部 耳鼻咽喉科 専修医 - 2024年
- 仲宿つくも耳鼻咽喉科・矯正歯科 開院
- ・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医
- ・日本気管食道科学会 専門医
- ・日本音声言語医学会 音声言語認定医
- ・日本嚥下医学会 嚥下相談医
- ・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 補聴器相談医
- ・厚生労働省 補聴器適合判定医
- ・日本めまい平衡医学会 めまい相談医
- ・難病指定医
- ・身体障害者福祉法指定医師
⚫︎院長 MEMO⚫︎
2児と1匹(ポメラニアン)の父
- 出身地
- 山梨県
- 好きなもの
- かわいい動物、日本酒
- 好きな本
- 生き方、ビジョナリーカンパニー
- 好きな映画
- スターウォーズシリーズ
- 座右の銘
- 為せば成る 為さねば成らぬ為る業を 成らぬと捨つる人の儚き
- 趣味
- 音楽鑑賞、ギター、愛犬との散歩


